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AutoCAD LT2010の使い方　(3)2010の実践作図（チュートリアル）

①図面を描く準備

AutoCAD LT2010を起動するとスタートアップ画面を表示させます。初期設定では表示されないのでコマンドラインに"ＳＴＡＲＴＵＰ"と入力してＥｎｔｅｒ。番号を聞いてくるので"１"を入力してＥｎｔｅｒ。

一度ＣＡＤを終了してください。次からＣＡＤを起動した場合スタートアップのダイアログが表示されます。

起動するたびにウィザードを表示したくない場合は、STARTUPは設定せずにコマンドラインに"NEW"と入力すしてエンターを押すとウイザードが表示されます。

STARTUPの設定を有効 "1"にした場合"NEW"コマンドでウイザードが開きます。STARTUPの設定が無効 "0"の場合は"NEW"コマンドでテンプレート選択画面になります。

次に｢ウィザードを使用｣の"高度なセットアップ"を選択して長さの単位を決めます。

(1)ここでは十進法の精度を0.0000→0に変更、選択して次へ
(2)角度の単位では度（十進表記）のまま次へ
(3)角度の基準では東（Ｅ）のまま次へ
(4)角度の方向は反時計廻り"0"のまま次へ
(5)領域には、幅420 高さ297になっていると思います。（単位はmm）これは横が420mm縦が297mmということです。

今回はＡ３用紙横を利用しようとしていますので（Ａ３横のサイズは横420mm縦297mm）原寸で作図するならこのままでいいのですが、100分の1にするので、そのためには数値を100倍に設定します。幅42000 高さ29700 を入力して完了ボタンを押す。以上でＡ３用紙横に100分の1で図面を書く準備が出来ました。