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AutoCAD LT2010の使い方　(4)AutoCADの座標知識

①座標の基礎

(a)デカルト座標

Ｘの値、Ｙの値、Ｚの値をカンマで区切り、「X ,Y ,Z」形式で表します。２ＤではＺ軸の値を省略して、「X ,Y」指定することができます。この場合Ｚ軸はＥＬＥＶ「高度設定」コマンドで指定された値が使用されます。初期設定では"0"になっていると思います。

(b)極座標

距離と角度を入力して作図する方法 "L" "<" "θ"で表します。

極座標は距離と角度で点に位置を指定し、距離と角度を左不等号（＜）で区切って「（距離）＜（角度）」形式で表します。

(c)絶対座標

点の位置が正確にわかる場合に使用し、Ｘ軸とＹ軸が交差する原点（0 ,0）を基準にして位置を指定します。"#"（絶対座標の記号） "x" "," "y"で表します。

(d)相対座標

ある点の直前の点に対する相対位置がわかっている場合に使用し、最後に指定した点を仮の原点とし座標を指定します。"x" "," "y"と表します。