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AutoCAD LT 2013 使い方


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(4)AutoCAD LT2013使い方


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(4)AutoCAD LT2013使い方 ▶基本インタフェース

①アプリケーションメニュー

②クイックアクセスツールバー

③リボン

④情報センター

⑤作図領域

⑥UCSアイコン

⑦コマンドウィンドウ

⑧アプリケーションステータスバー

⑨ナビゲーションバー

⑩作業空間切替タブ


AutoCAD LT 2013 使い方 ≫ (4)使い方 基本 ≫ インタフェース ≫ ⑥UCSアイコン

 

⑥UCSアイコン

作図領域にはユーザ座標系(UCS)と呼ばれる矩形の座標系の XY 軸を表すアイコンが表示されます。

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ユーザ座標系(UCS)

移動可能な座標系です。UCS は 2D の作図と 3D モデリングの基本的なツールで、次のものを定義します。

  • オブジェクトを作成、編集するXY 平面(作業平面)
  • 直交モード、極トラッキング、オブジェクト スナップ トラッキングなどの機能に使用される水平方向と垂直方向
  • グリッド、ハッチング パターン、文字、寸法オブジェクトの位置合わせと角度
  • 座標入力と絶対座標の角度の原点と方向
  • 3D 操作では、作業平面、投影平面、および垂直方向と回転軸の Z 軸の方向

AutoCAD LTにはシステムで固定された「ワールド座標系(WCS)」と、ユーザーが自由に設定・変更可能な「ユーザー座標系(UCS)」の2つの座標系があります。

通常はワールド座標系を使用していますが、必要な場合はユーザーが複数のUCSを定義し、名前を付けて保存するといつでも呼び出すことができます。

UCS アイコンは、軸の方向と回転の方向の正の方向を決定する際、従来の右手の法則に従います。

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UCSのコントロール

UCS の移動や回転は、2D で作業する場合に便利であり、3D で作業する場合には欠かせません。

UCS アイコンの UCS の原点および軸のグリップ、UCS アイコンのショートカット メニュー、または UCS[UCS 管理]コマンドを使用して、UCS の原点と方向を移動することができます。

 

基点グリップを使用して UCS 原点を移動するには

UCS アイコンをクリックします。四角い原点のグリップをクリックし、新しい場所にドラッグします。UCS 原点(0,0,0)が、指定した点に再定義されます。

ヒント:原点を正確に配置するには、オブジェクト スナップ、グリッド スナップを使用するか、X、Y、Z 座標を入力します。

 

X、Y、Z 軸を中心に UCS を回転するには

UCS アイコンを右クリックし、[軸回転]をクリックします。[X 軸回転]、[Y 軸回転]、または[Z 軸回転]をクリックします。カーソルをドラッグすると、UCS は、指定した軸を中心に正の方向に回転します。回転の角度も指定することができます。ヒント:回転オプションにアクセスするには、グリップを X、Y、Z 軸の端に合わせます。

 

3 点を使用して新しい UCS の方向を指定するには

UCS アイコンを右クリックし、[3 点]をクリックします。新しい原点を指定します。新しい正の X 軸上の点を指定します。新しい XY 平面上の点を指定します。

 

UCS の Z 軸の方向を変更するには

UCS アイコンを右クリックし、[Z 軸]をクリックします。新しい原点(0,0,0)を指定します。正の Z 軸上の点を指定します。

 

既存の 3D オブジェクトに UCS の位置を合わせるには

UCS アイコンをクリックし、次に[移動と位置合わせ]をクリックします。位置合わせするオブジェクトに UCS アイコンをドラッグします。新しい UCS の場所をクリックします。

 

直前に使用した UCS を呼び出すには

UCS アイコンを右クリックし、次に[直前]をクリックします。

 

WCS の方向に UCS を呼び出すには

UCS の原点のグリップをクリックし、次に[ワールド]をクリックします。

 

 

UCS関連コマンド

•PLAN[プラン ビュー] 

  • 指定したユーザ座標系の XY 平面の直交投影ビューを表示します。

•UCSICON[UCS アイコン管理] 

  • UCS アイコンの表示/非表示、位置、外観、選択性をコントロールします。 グリップを使用して UCS アイコンを操作できます。この設定は、システム変数 UCSSELECTMODE でコントロールされます。
     
  • UCS の原点の位置がビューポートに表示されていない場合、UCS アイコンはビューポートの左下コーナーに表示されます。
     
  • ペーパー空間とモデル空間では、表示される UCS アイコンが異なります。モデル空間では、2D アイコン表示スタイルと 3D アイコン表示スタイルを選択できます。

    2D: UCS が WCS(ワールド座標系)と同じ場合は、英字の W がアイコンの Y 部分に表示 れます。Z 軸がビュー平面と平行になるように UCS を回転すると、つまり視線方向が XY 平面のエッジと垂直になるように UCS を回転させると、2D UCS アイコンは折れた鉛筆状のアイコンとして表示されます。

    3D: 現在の UCS が WCS と同じ場合に、XY 平面の原点に四角形が表示されます。このとき、上(正のZ 軸)から UCS を見ていることになります。UCS を下から見ているときは、この四角形は表示されません。XY 平面の上から見ているときは Z 軸が実線で表示され、XY 平面の下から見ているときは破線で表示されます。

 

•UCSMAN[UCS 定義管理]

  • [UCS 定義管理]ダイアログ ボックスが表示されます。

    [UCS 定義管理]ダイアログ ボックス
    [直交投影 UCS 深さ]ダイアログ ボックス
    [UCS の詳細]ダイアログ ボックス


•UCS[UCS 管理] 

  • UCS は、作図やモデリングのために、XY 平面(作業平面)と Z 軸方向を確立するアクティブな座標系です。点の指定、座標入力、直交モードやグリッドなどの作図補助の使用を簡単にし、図面を作成しやすいように UCS 原点と方向をコントロールできます。
     
  • ビューポートに対してシステム変数 UCSVP が 1 に設定されている場合は、ビューポートごとに異なる UCS を設定できます。
     

 

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