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トップページ > AutoCAD LT for Mac 日本語版

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AutoCAD LT for Mac 日本語版 ≫ 4. 作図ツール 

 

4-1 作成 

 

 「 ハッチング 」

 

①ハッチングの概要

AutoCADの機能の中でよく使うのがハッチング機能です。ハッチングとは領域内に指定したパターンで塗りつぶす機能になります。

ScreenSnapz036

定義済みパターンには色々なタイプが選択できるようになっています。

ScreenSnapz371

 

ハッチングは閉じられた領域に作成されます。

例えば下図があった場合

ScreenSnapz373

以下のようなハッチングしたいとして線分が閉じられていない場合、(ここでは赤丸の部分)

ScreenSnapz374

下図のようになり意図した箇所にハッチングを作成できません。

ScreenSnapz372

 

②ハッチングの作成方法

ハッチングを作成するにはツールセットの"ハッチング"から"ハッチング"を選択、またはメニューバーの"作成"から"ハッチング"を使います。

 

ScreenSnapz375 ScreenSnapz376

コマンド HATCH  短縮コマンド H

 

ハッチングをクリックするとカーソルが"内側の点をクリック または"となります。また作図領域にハッチングエディタが表示されます。はじめにパターンを選択しておきます。

ハッチングエディタの赤丸箇所のハッチングパターンをクリックします。

ScreenSnapz378

ハッチングパターンダイアログが表示されますので、使用したいパターンを選択します。

ScreenSnapz384

 

次に重要になるのが縮尺になります。縮尺を変更しないで(初期設定の状態"1")ハッチングを作成すると下図のように塗りつぶされた状態になることが多いと思います。

ScreenSnapz382

これは図面の領域に対してハッチングの尺度が合っていないためです。

ScreenSnapz380

作成中のオブジェクトのサイズ4637mmとなっていますので、この場合の縮尺の値は"50"程度がいいと思います。(このパターンのサイズは初期設定でマス目が3mm×3mm程度なので50倍して150mm×150mmということです。)

ScreenSnapz381  

下図の箇所に"50"と入力してエンターキーを押します。これで縮尺の設定ができました。

ScreenSnapz383

※ハンチングを作成した後から変更する場合は、作成したオブジェクトをクリックして選択状態にすることでハッチングエディタが表示されますのでそこから変更します。

 

次にハンチングの配置箇所の指定となります。配置したい領域をクリックします。

ScreenSnapz385

クリックしても、コマンドは有効になっていますので続けて他の領域を指定したい場合はクリックしていきます。コマンドを終了させる場合にはエンターキーかECSキーを押して終了します。

ハッチングが作成できました。

ScreenSnapz386

 

 

③ハッチングの角度

ハンチングの角度を変更できます。例えば下図のオブジェクトに初期設定の斜線のハンチングを配置する場合、すこしバランスが悪いと思います。

ScreenSnapz394

そこでこのハッチングの角度を90度回転することでバランスが良くなります。(あくまでも個人的な好みではあります。)

ScreenSnapz395

変更方法は作成したオブジェクトをクリックして選択状態にすることでハッチングエディタが表示されます。リボンから角度の項目に"90"を入力してエンターキーを押します。

ScreenSnapz396

 

関連項目

自動調整の解除と再指定の方法

ハッチングにスナップをさせる方法

 

 

 

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5-1 オプションの設定
 

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6-2
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7-1
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