AutoCAD操作説明書

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AutoCAD LT2010使い方 (5)AutoCAD2010作業別マニュアル

④その他の作業

AutoCAD2010使い方


MENU 
 

(1)AutoCAD2010画面構成


画面構成
 
 

(2)AutoCAD2010基本操作


基本操作 
 

(3)AutoCAD2010実践作図


①図面を描く準備

②図面範囲、図枠の配置

③ファイルの保存

④実際の作図

⑤移動、拡大、縮小

⑥寸法線の配置

⑦オブジェクトの削除、分解

⑧実際の印刷 
 

(4)AutoCADの座標知識


①座標の基礎

②座標入力の作図

(デカルト座標)

③座標入力の作図

(極座標)
 

(5)AutoCAD作業別マニュアル


作業別マニュアル
 

(6)コマンドエイリアス


コマンドエイリアス 
 

(7)注釈尺度とレイアウト印刷


注釈尺度とレイアウト印刷
 

(5)AutoCAD2010の作業別マニュアル

①基本図形の描き方

直線 長方形 円と円弧 ポリライン ハッチング

②オブジェクトの配置

複写 移動 回転 配列複写 鏡像

③オブジェクトの修正

トリム 延長 オフセット フィレット 面取り 尺度変更 部分削除 

結合

④その他の作業、設定

オブジェクト選択 計測 ブロック 画層(レイヤー) 寸法線 

線の設定 オプションの設定 印刷 文字

線の設定   (1)線の太さ   (2)線の種類  

線の設定 (2)線の種類

作図をしていくといろいろな線を使い分けなければなりません。デフォルトでは線の種類がありませんのでファイルごとに必要な分を追加する必要があります。

"ホーム"の"プロパティ"パネルから"線種"をクリックします。

item5

デフォルトでは"ByLayer""ByBlock""Continuous"の3つだけです。破線などを使用したい場合は"その他"をクリックします。下図の様にダイアログが表示されます。

item6

 

線種のロード

ダウンロードをクリックして線を追加します。個人的によく使用するのは点線、破線、1点鎖線です。点線は"DOT 2"を破線は"DASHED 2"を1点鎖線は"DASHDOT 2"を追加してみました。線種を選択して"OK"ボタンで追加できます。

item8

グローバル線種尺度

この画面ではグローバル線種尺度が"100"となっています。簡単に解釈するとこの図面内の線種は100倍するということだと思います。これは、この図面が縮尺1:100を目安に作成されているからです。(30mのラインを書くのに破線の間隔が3mmとかになっていても表現されず実践にみえます。) 

 

現在のオブジェクト尺度

現在のオブジェクト尺度とはグローバル(図面全体)とは別に個別に設定できる尺度です。線を個別に破線の間隔を広げたいなどに使用するといいと思います。この場合の設定方法は、変更したい線オブジェクトをダブルクリックしてプロパティを表示させて行います。下図は"1"から"5"に変更してみました。

item9

下図で線の違いを見てみます。上下とも線種管理ダイアログでは"DASHDOT 2"のグローバル尺度"100"となっています。下の線だけ個別に設定できる線種尺度プロパティで"1"から"5"に変更してみました。

item11

これは上の線が1:100に対して、下の線は5:100になっている事になります。

この線"DASHDOT 2"が仮にグローバル尺度が1の時、間隔が5mmだとします。グローバル尺度100に変更した場合は間隔が500mmになります。さらにプロパティから線種尺度を"5"に変更すると間隔が2500mmとなるわけです。