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AutoCAD for Mac 使い方 ≫ (11)座標関係 ≫ UCSの基本


 

UCSの基本

UCSとはユーザ座標系のことで、ユーザが自由に移動、回転ができる座標系です。またWCSとはワールド座標系のことで、これは固定された座標系です

基本的にAutoCADの座標系は数学座標で、新規図面ではUCSとWCSは一致しています。

ユーザ座標系(UCS)とワールド座標系(WCS)の概念はドラフター製図台でイメージするとわかりやすいかもしれません。UCSはアームでWCSは製図台、開いている図面(ビュー)は用紙です。

ScreenSnapz053

最初に図面を開いた状態ではWCSとUCSとビューが一致しています。

ScreenSnapz054

 

 

角度の基本設定

ここでは角度の回転は時計回り、基準の方向は北、単位は0d 00' 00"設定しています。設定方法は"Format"→"Units"で設定画面になります。

ScreenSnapz067  

ScreenSnapz068

 

 

UCSの働き

例えば下のような図面が合った場合に、原点を動かさないで45度 時計回りに回転させたユーザ座標系を見てみます。

ScreenSnapz060 ScreenSnapz062

UCSアイコンだけが回転して図面(ビュー)はそのままになっています。新しいユーザ座標系に変更されましたので座標値も変更されています。

この状態で長方形を作図した場合、座標系に沿った作図となるため、45度の長方形が作成されます。

ScreenSnapz063a

 

ドラフターイメージ(アームを45度 回転し固定。)

ScreenSnapz055

 

 

 

UCSの設定方法(回転させる場合)

UCSアイコンを右クリックしてメニューから"Rotate Axis(軸回転)"の"Z軸回転"をクリックします。

ScreenSnapz064a

回転角度の指定になりますので"45"と入力してエンターを押します。

ScreenSnapz069

これでUCSが回転されました。

ScreenSnapz070

 

 

UCSの設定方法(原点を移動させる場合)

UCSアイコンを右クリックしてメニューから"Origin(原点)"をクリックします。

ScreenSnapz071

任意の場所をクリックするか数値入力をします。

ScreenSnapz072

 

 

UCSの設定方法(オブジェクトに合わせる)

UCSアイコンを右クリックしてメニューから"オブジェクト"をクリックします。

ScreenSnapz075

クリックする場所により座標の方向が変わります。

 

同じ線分オブジェクトで左下付近をクリック

ScreenSnapz078

同じ線分オブジェクトで右上付近をクリック

ScreenSnapz079

 

 

設定したUCSの登録方法

設定したUCSは登録することによって簡単に呼び出すことができます。登録方法はUCSアイコンを右クリックし、メニューから"Named UCS"の"Save"をクリックします。

ScreenSnapz080

"登録する現在のUCS名を入力"となりますので任意の名前を入力します。ここでは"test"としてエンターを押します。

ScreenSnapz081

これで名前を付けたUCSが登録されました。

 

 

登録したUCSを呼び出す

呼び出す方法はUCSアイコンを右クリックし、メニューから"Named UCS"の登録した名前をクリックします。ここでは"test"選択します。

ScreenSnapz082

 

 

設定したUCSを解除する

UCSを元に戻すにはWCS(ワールド座標系)を呼び出します。方法はUCSアイコンを右クリックし、メニューから"ワールド"をクリックします。UCSアイコンが元に戻り、座標値も最初の値に戻ります。

ScreenSnapz083 

※Autodesk、AutoCAD、AutoCAD LT、DWG、DXFは、米国およびまたはその他の国々における、
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